中高一貫生たちは、公立中高生たちが油断している隙に、難関大合格を目指し、切磋琢磨し、はるか先を進んでいます。
当塾私立中1生には、校内成績トップレベルを維持させつつ、英数は既に中学3年の範囲を発展レベルで指導しています。
公立高校受験生たちは、合否に関わらず高校に入ってからが勝負です。
難関国公立大学の受験では例年、公立高校生は中高一貫生に苦戦しています。
難関大合格を目指すなら、高校入試が終わっても引き続き勉学に励みましょう。
他県の名門進学校としてラサールを載せます。
ラサールの実績は優秀な人材が集まりにくくなった今でも聖光を凌ぎます。
ラサールは東大向けの難問を大量に学習する実績に裏付けられたスパルタ教育に対し
聖光はそこまでハードではないことと、秀才が栄光にも流れることが一因と考えられます。
2021年度 難関国公立大学合格力ランキング(神奈川県)
東大と国公立(医)について、国公立(医)の全統偏差値は72.5~65で医以外の東大67.5・京大67.5~62.5より、受験者の学力は同レベル。ただし、入試問題は東大の方が難しい。
ラサールの教師は東大志向で生徒は医志向。東大レベルの難問漬けのラサール生にとって国公立(医)は難しくない。
[第1グループ] 聖光・栄光・浅野の神奈川御三家
聖光は国公立大合格者の66%(107/163)が東大か国公立(医)で、合格力は県下No.1。
栄光は今でこそ県下No.2だが、数年前まで数十年間県下No.1であり続けた名門。
浅野は県下No.3。38%(98/171)が東大・横国・東工の3校。
[第2グループ] 横浜翠嵐・湘南・サレジオ学院
横浜翠嵐は、2021年度はブレークして御三家に迫る実績を残した。国公立大合格者の51%(126/248)が横国・東大・東北の3校
湘南は、四年制と揶揄され現役生の合格力はサレジオの後塵を拝している。38%(87/229)が横国・東工・横市の3校
サレジオは50%(45)が横国・東工・東大・一橋の4校。横国大進学は、二次無しが影響してか合格者の30%(6/20)のみ。
[第3グループ] フェリス女学院・逗子開成・洗足学園
フェリスと洗足は女子校のため、男子校より入学後の伸びが低い傾向があり、大学受験では逗子開成に並ばれている。
[第4グループ] 桐蔭中等・柏陽・公文国際・横浜双葉
柏陽は公立3番目の実力。中学受験では偏差値50~55の学力レベル。国公立の42%(63/150)が横国・都立・横市の3校
桐蔭中等と公文国際は、入学後伸びる傾向がある。横浜双葉は小学入学組が活躍している。
[第5グループ]厚木・神奈川大付属
厚木は公立5番目の実力。中学受験では偏差値50~55の学力レベル。国公立の48%(64/133)が横国・都立・電通の3校
神大付属も、桐蔭・公文ほどではないが入学後伸びる。
[第6グループ] 鎌倉学園・平塚江南・小田原・山手学院
平塚江南・小田原は、中受では偏差値45~50。小田原は国公立の36%(39/108)、平塚江南は40%(32/81)が横国・都立・横市の3校
鎌倉学園の中学入学組の合格力は第4~第5グループ。高校入学組は公立落ち&無試験のため実力が低く第7~第8グループ。
中学受験組の実績については、鎌学(中学)を参照のこと。
山手学院の中学入学組の合格力は第7~第8グループ。高校入学組は公立落ち&無試験だが内申が130以上で潜在能力が高く第5~第6グループ。
[第7グループ] 湘南白百合・清泉女学院・鎌倉・茅ヶ崎北陵
鎌倉・茅ヶ崎北陵は、中学受験では偏差値45程度の学力レベル。鎌倉は国公立の41%(18/44)が横国・都立・横市の3校
湘白・清泉の合格力は、共に驚くほど急落しているが、超難関の私大(医)二桁合格に昔の良き時代の名残をとどめている。
[第8グループ] 西湘・秦野:中学受験では偏差値40前後の学力レベル。
西湘は、本年度は模試をこれまで5回実施し、小テストをこまめに実施している。
教師たちは以前よりも熱心に指導しているようだが、生徒たちはボーとしていて結局あまり期待できない状況にある。
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