ラサール高校の英作文の入試問題です。東大入試に通じる良問で、この問題を解ければ国公立大学の英語入試にそのまま通用します。多少の適性がありある程度勉強すれば高得点を取れる(簡単で大学入試にはまったく通用しない)公立高校入試とは一線を画しています。難関でも大学附属校である慶應などとも傾向が大きく異なります。入学してしまえばさほど鍛えない慶應などの付属校とは違い、鹿児島という日本列島の南端にあるというハンデがありながら、東大や国公立医学部といった超難関大に毎年3分の2が合格するだけのことはあります。
近年、英語改革がクローズアップされていますが、ラサールは50年以上前からその先を進んでいます。英語改革などどこ吹く風です。ラサール校生たちは学内で熾烈な戦いを続けていて、学内での成績が芳しくないと、心配した家庭が鹿児島市に下宿してまで生活面の世話をしにやってくるほどです。ラサールの高い合格力は、優れた教育や学生だけでなく教育熱心な家庭に支えられているのです。
次の問題は、今年塾生のひとりが現役で合格した国立大の英作文の問題です。
物語文と説明文の違いがあるだけで、要求されている英語力は、上のラサールの問題とほとんど差がありません。
自由作文ですから答えはさまざまです。
題意に沿っている、文法に間違いがない、語数制限を守っている、などに留意して各自挑戦するとよいと思います。
難しい単語や構文を極力使わないことも高得点を取るコツです。
このコツは実用でも通用します。会社の同僚たちもそうでしたし、
iPS細胞で有名な山中伸弥教授も視聴者に配慮しているようで簡単な英単語や表現を使っています。
解答例はこちら(pwd入力が必要です)
コメントをお書きください