<< 解法のヒント >>
この問題は入試の中でも難度が高いためか、早稲田の入試で物理9割取り早慶や理科大(理・物理)などに合格した生徒たちも自力では解けず、解説を読んでも理解しきれなかった問題です。電磁気や交流の原理に精通してはじめて解ける問題ですが、逆にこの問題を解けるようになると交流回路の問題には苦戦しなくなります。
電流・電気量・ファラデーの電磁誘導の法則・キルヒホッフの法則などの原理そして数学Ⅲの微分・積分(基本)に精通した上で、目標までの流れを見通す力を身につければ解けるようになります。MARCHに合格できる程度の学力があれば理解できるように注釈などをつけて解説します。
<< 詳しい解説 >>
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a (日曜日, 06 2月 2022 18:09)
コンデンサーとコイルにかかる電圧を両方v2,抵抗器にかかる電圧をv1としそれを合成したものをvとする。またi1とi2を合成したものをi3とする。コイルの電流i1,コンデンサーの電流i2としそのふたつの電流を合成すればv2をi3とCとオメガで表せる。また抵抗器でオームの法則からv1をRとi3を用いて表す。そしてv1とv2を合成してvを求めて最後にvをi3で割れば回路全体の抵抗インピーダンスがもとまる。積分をするよりこっちの方がわかりやすいかと。